Loading...

新 たにき 8


ここに来て、まさかの雪
白い
 
2月27日に
吉祥寺warpで久しぶりに弾き語りをやった。
「Grace Note」のリリースの時のインストア以来。
弾き語りをライブハウスでやるのは、年1というペース。
そんな弾き語りの中から、
「片道切符」って言う曲を渡しておく。
今日は、そいつについて。
 
 
まず、「片道切符」について。
こいつは、
2015年に発売した手売りシングルに入ってる曲。
Quarsというライブハウスで、バンド合宿をした時に、フロアに座って、イスを机にして、この曲を書いた。
20歳くらいの時に書いた。
素直に今(当時)思っている事を、残しておきたいと思って、当時の曲の中ではすごく個人的な曲になった。
だから、一番は弾き語りで成り立つ感じが良くて、最後はバンドで壮大なイメージでつくった。
中学3年の時にはじめたバンドを、今もやっている。
同じ方向を向いてるメンバー、
私達の音楽を愛してくれる人、
私達の音楽を広めようとしてくれる人、
助けてくれる人、
今、バンドが出来ている事は
本当に恵まれていると思ってる。
もちろん、私が選んだモノだとも思ってる。
人間だから、そりゃぁ、いろいろあるじゃない。
心とか体とか環境とかさ。
 
久しぶりにうたって、染みたァ、、、
 
 
次に、こいつをなんでYouTubeにあげようと思ったか。
「片道切符」がはいってるCDは、もう廃盤になってる。
他にも廃盤になってる音源がある。
(そんな事言うなら、作ってくれよってなるかもだけど、いろいろあるんだよォ、、、)
前にも書いたけど、私達の廃盤になったCDが、高額で取り引きされてる事を知って、とても悲しくなった。
昔の音源が欲しいと思う気持ちもすごく分かる。
正直、すごく嬉しい事。
バンドでの「片道切符」や、他の曲がききたいんじゃぁぁぁぁぁ!って思うかもしれないけど、
でも、これで勘弁してくれ。
私達が決めた本物の値段以上では、買わないで欲しい。
そう思って、ハチにとってもらって、メンバーと相談してして、あげる事にした。
 
 
このご時世とは、関係ないところで、あげようと思った事は、知ってて欲しい。
上手く言えないけど、
ちゃんとした理由を知ってて欲しい。
(たにきを読んでる人は)
 
環境が変わる人も多い季節。
進んでいく中で、
過去、今、未来、夢、現実、理想、将来
霞んでしまうものはたくさんある。
でも、始めの一歩を踏み出したときの気持ちを思い出せたら、なんか見えるものがあると思う。
それは、
目的地の灯台の微かな光かも知れないし、
ボロボロになった靴かも知れないし、
隣にいる誰かかも知れないし、
今日の夕飯かも知れない。
 
この曲が、
そんなきっかけになったら、
尚更、良い。
歌詞と一緒に聴いてくれたら嬉しい^_^
まぁ、個人的な曲なんでね。
好きなように聴いてくれたら良い。

 
 
今のブレはツアー中で、
4月からファイナルシリーズに突入。
東名阪、
良かったら、ライブも来て下さいな。
 
 
ほい、歌詞。
「片道切符」
いつの間にか一度も見なかった
あのドラマは今日で終わりらしい
何をしていたのか 色のない時間
他のせいにするのはもう慣れてしまった
遠くばかりを見過ぎて
一つもない足跡に気付いた
選んだモノは呼吸の延長線上
強引に夢と呼ぼう
片道の切符だけを握りしめて
ここまで来た 戻れないようにしたんだっけ
背負ったモノが大きすぎるね
それくらいでいい
それくらいがいい
“上手く行く”なんて似合わないから
嫌な事の方が妙に納得するし
ああ言えばこう言う捻くれ者は
願ったワケじゃないけど 随分一緒で
いつになってもたらればから抜け出せないで
今をあっちへ遠ざけた
続いたモノは呼吸の延長線上
強引に夢と呼ぼう
片道の切符だけを握り締めて
ここまできた 戻りたいなんて思わないよ
背負ったものが大きすぎるね
それくらいでいい
誰もいない駅のホーム
次へ向かう列車を見送る
この足の始めの一歩は出来るだけ遠くへ
手を伸ばす程度で届くなんてないから
今の隣を歩いて行く
片道の切符だけを選んだの
ここからは 進んだ先で夢を見る
背負ったものが愛おしいと
抱きしめられるように
そんな風になりたいんだ