Loading...

新たにき 2

晴れ
 
私が音楽に値段をつけ始めたのは、高校2年生くらいにはじめてライブをやった時。
ライブに来てくれる人に”お金”を払って、音楽をきいてもらった。
(そりゃ、とんでもない程下手くそだったよ)
そこから、高校3年生の時に音源を作った。
(そりゃ、とんでもない程下手くそだったよ)
 
大切なお金を払って、私達のライブに来てくれる、音源を買ってくれる。
私達の音楽を必要としてくれている。
(興味とかも)
 
だから、音楽に値段をつける身として、誠心誠意鳴らしている。
CDに値段をつける時は、いつでも、メンバーで話し合う。
それで、私達のCDの値段が決まる。
曲を作って、レコーディングして(めちゃめちゃ楽しいけど、大変なのよ)、ジャケットや歌詞カード、盤面や素材とかいろいろいろいろいろいろ、どれが一番いいか悩み抜いた挙げ句、出来上がった愛おしい愛おしいCD達を売る。
曲が産まれてから”形”(CD)になるまでの全てを知っている私達だから、相応の値段をつけられる。
私達はそんな事をしている。
それがやりたい事でもある。
 
 
急に何よって感じだけど、
Bray meの廃盤になってる2nd、3rd、4th singleが、メルカリで、1万5000円で買われてたんだって。
当時は一枚500円。三枚で1500円。
これは教えてもらって、知ったんだけど、知った以上、黙ってるのも違うなと思って、わたしの思う事を書いてくね。
今回は、そんなたにきです。
 
 
私がそれを知って思った事は、
せつねぇぇぇぇぇぇぇぇ、、、、、、、、、
って感じでした。
私も結構中古のCDとかを買う。ビートルズやレイナードスキナードとかは確かブックオフで集めまくった。
廃盤になってるし、手に入らないから、夢中で探したCDもある。
着なくなった服も売った事あるし、断腸の思いで漫画を売ったこともある。
需要と供給が合ってるからいいんじゃないか。
もしも、売った人がめちゃめちゃに金に困ってる人で、CDを売った金で飯が食えるのなら、それはどうなのか、、、
めちゃめちゃ聴き込んで、全部うたえて、手放したくないけど、これしか売るものがない状況だったら、、、
(これについては、理由があるなら殺人してもええんか的な事にもなるんだけど、、、まぁ、これについても「非日常的な日曜日」という曲にそんなこんなの想いを詰めました)
正解か不正解か、道理的か非道理的か、正義か悪か、正しいか間違いか、犯罪か
わ、わ、わ、わ、わかんねぇ、、、、
ってのが正直なところ。
 
でも、知って欲しいのは、切ないなって思った事。
(まぁ、世の中私が切ないと思ったところで何?って感じですけど)
上にも書いた通り、私達が作ったもの。
作った人が、決めた値段。
それ以上では売らないで欲しいし、買わないで欲しい。
多分、値段まで含めて”本物”だと思う。
少なくともこの3枚のシングルは、会場限定で売ってたから、メンバーの手から買った人。
せ、せ、せ、せ、せつねぇ、、、、


それから、ちょっと話変わるけど、この前昔のCDが出てきて、捨てるより聞いてもらった方がいいなって思って、少しだけ売った。
こう言うことが起きると、今後昔の音源が出てきても誰かの手に渡るのが怖くなる。
でも、ちゃんと聴いてくれる人の事を想うと出したいなと思う。
 
今回は廃盤になっているCDの話。
廃盤になっているからって気持ち分からんでもないが、この値段で買った人、是非とも今のBray meのライブに来たり、グッズを買っていただきたい。
それと、廃盤になってないCDでも定価以上の値段で取り引きされてるみたい。
なぜ?
Bray meから買えばいいのに。
まじでそれだけ。
通販もやってるよ。
https://bray-me.com/goods/
 
 
なんかツラツラと、今思ってる事を書いてみた。
まとまってなくて申し訳ないけど、
これが正直なところ。
 
このたにきの中で言えるのは、
定価以上の取り引きはしないで欲しい。
それと、
私もBray meの何か(CDでもグッズでもチケットでも)高額取り引きになった時、シュレッダーぶっ込みたい。
それと、
これからも、
Bray meのCDを買ってくれた人が絶対に手放したくないと思う程のCDを作っていきたい。